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●都市づくりの概要 土地利用計画都市の構成土地利用計画の最大の特徴は、南北18kmに及ぶ研究学園地区の中心部に中心市街地を配し、これをはさんで北に国立の筑波大学、南に理工系研究機関を配置させた点にあります。これは、新都市を代表する三つの機能を、都市の中央に連続的に配置することによって、南北に細長い分散的な開発区域に対して、都市の中心を明確にし、都市としてのまとまりを具現化したものです。さらに、大学−中心市街地−研究所を貫いてこの新都市のシンボル的ともいえる「都市軸」が配置されています。この都市軸、メインペデストリアンウェイとその結節点に設けられた6つの広場、及びこれらに沿って配置された主要な都心施設によって構成されています。また、研究学園都市では、歩車分離を徹底し、歩行者専用道路による歩行者のためのネットワーク化が図られています。この歩行者専用道路に沿って、公園、学校、ショッピングセンター等の住区施設を配置することにより安全で快適な空間を都市の中に確保し、それが地域活動の中心となるよう計画されているのです。同時に、既存の樹林を活用するなど、筑波の優れた自然環境を生かしたゆとりのある計画とすることや、将来における新交通システムの導入、文化施設整備のためのスペースの確保等長期的視野に立って段階的に建設する計画となっていることも特徴としてあげることができます。また、周辺開発地区では、研究学園地区を核として、さらに広域の都市づくりへの展開を図っています。研究学園地区の土地利用研究学園地区の土地利用は、以下の3つに大別することができます。
●都心地区
都心地区は、研究学園地区の中心に配置された新宿副都心に匹敵する約80haの区域で、20万都市にふさわしい都市の顔として計画されています。つくばセンタービル、TXつくば駅、ショッピングセンター”クレオスクウェア”、つくばセンター交通広場、学園西立体駐車場が建設されたのをはじめとして、豊かなシティライフを営むために必要な文化、行政、商業、業務、研究交流のための施設等の建設や計画が進んでおり、着々と都心としての整備が進んでいます。
●住宅地区
住宅用地全体(約670haのうち約25%の用地は、計画住宅地です。計画住宅地は、花室(竹園・吾妻)地区、大角豆(並木)地区、手代木(松代)地区の3つの住区を形成し、研究・教育機関に勤務する職員とその家族のための公務員宿舎(7,701戸)、公団住宅、公営住宅等の公的住宅(2,829戸)が建設されています。公務員住宅は高層住宅から低層・独立住宅まで多様な形式が採用されています。残りの75%を占める民間住宅地においても、住宅、商店等が次々と建設されておりますが、その促進が今後の都市の人口定着の鍵となっています。
|  【土地利用計画(研究学園地区)】 |  【東京環状線と研究学園地区の比較】 | ●研究教育施設地区 研究教育施設地区は、約1,465haで研究学園地区の54%を占めています。46の研究・教育機関は研究の共同化を図り、研究の効率が高まるように、文教系、建設系、理工系、生物系そして共同利用施設の5つの分野ごとにグループ化されて配置されています。周辺開発地区の土地利用周辺開発地区については、無秩序な市街化を抑制し、良好な自然的環境の保全を図るとともに、農業上の土地利用との調和を図りつつ、計画的な市街地開発を行い、民間研究機関等を導入することとしています。
また、周辺開発地区の主要な既存集落については、周辺開発地区のコミュニティセンターとして育成するとともに、生活環境施設の整備を図ることとしています。
周辺開発地区においては、これまでも研究開発型工業団地の整備が進められてきましたが、今後、つくばエクスプレス沿線開発として、新たに約1,500haの市街地開発が計画されています。
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